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【剣盾S23シングル最終799位】貫け、奴よりも速く!神速レックウザ軸対面構築【レート1873】

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【はじめに】

初めましての方は初めまして。
知っている方も初めまして。
灼熱ふれあ(Twitter@Shacu_Flare)と申します。
以前はnoteにて構築記事を書いておりましたが、はてなブログのほうが読者視点で見やすいのではないかと感じたので、今回からはてなブログで構築記事を書いていきます。

さて、今回はS23で最終順位3桁を達成したので、構築記事を書きます。
なお、今期は2ROMで達成しましたが、それぞれで別の構築を使用していました。
そのため、構築記事を2つ書いております。
こちらではレックウザ軸の構築記事を書いておりますが、別でジガルデ軸の分も書いておりますので、よければ両方とも読んで頂けると嬉しいです。

TN:ゼンガー 最終順位:799位 最高・最終レート:1873

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【構築経緯】

  1. S21にてレックウザ軸で最終順位3桁以内を達成した方の構築記事を参考に構築を組み始める。
  2. 参考記事と同様にレックウザナマコブシ、ガラルヒヒダルマ、ゴリランダーを採用。なお、ナマコブシはイバン痛み分けと飛び出す中身で相打ちを狙う型。
  3. 参考記事にはドヒドイデとラッキーが入っていたが、ドヒドイデは対面構築にあまり向いていなさそうで、ラッキーは小さくなる運ゲーをしたくなかったため、これらを抜いた。
  4. 参考記事ではポリゴン2ヒードランがきついと記載があったため、これらに強く対面性能も高いチョッキ持ちローブシンを採用。
  5. ザシアンに受け出しできるポケモンがいなくなってしまったため、ゴツメ持ちギルガルドを採用。ゴツメ持ちではあるが、HBにはせず、ザシアンの交代先にも負荷をかけやすいHCにした。
  6. こうして先制技持ち4匹、イバン持ち1匹、スカーフ持ち1匹という先制至上主義の構築が完成した。

【個別解説】

 

レックウザきあいのタスキ(エアロック・おっとり)

180( )-171(4)-99( )-222(252)-110( )-147(252)

りゅうせいぐんガリョウテンセイ/オーバーヒート/しんそく

ぽけっとふぁんくしょん!
この構築の軸。
参考記事そのまんまの型だが、これがダイマックス無し竜王戦ルールにおいてレックウザがもっとも活きる型だと思ったため、変にアレンジするのをやめた。
AC両方とも火力が高く、神速もあるので、ほぼ確実に1匹以上もっていってくれる。
というか神速がマジで偉すぎる。
撃ち漏らしを上から処理できる点も優秀だが、何より他の先制技の上から叩ける点がとにかく強く、ザシアンの電光石火に怯えることなく殴り合えたり、死にぞこないからの先制技で襷を潰されない点が非常に頼もしかった。
また、特性のおかげで天候で襷を潰されない点も優秀。
どうしてマイナー禁止級伝説のまま終わってしまったのかわからないぐらい強かった。
少なくとも筆者はザシアン、カイオーガ、ムゲンダイナ、黒バドレックス軸では全然勝てなかったが、そんな人が最終順位3桁以内に入れたということは間違いなくレックウザが強いと思う。

 

ギルガルドゴツゴツメット(バトルスイッチ・れいせい)

167(252)-70( )-160( )-112(252)-161(4)-58( )

ラスターカノン/シャドーボール/かげうち/キングシールド

ぽけっとふぁんくしょん!
vsザシアンを想定して採用したが、それ以外でも幅広く活躍した。
ゴツメによる削り、C特化からの特殊技、影打ちが偉く、これらのダメージによって味方の先制技等の圏内に入れられることも多かった。
耐久はHにしか振っていないが、耐性と種族値が優秀なこともあり、特に気にならなかった。
対面構築なのにこのポケモンのおかげでサイクル戦もある程度できる構築になった。

 

ゴリランダー@こだわりハチマキ(グラスメイカー・いじっぱり)

193(140)-194(252)-116(44)-×( )-91(4)-114(68)

グラススライダー/ウッドハンマー/10まんばりき/とんぼがえり

ぽけっとふぁんくしょん!
参考記事と全く同じ配分。
変更点は馬鹿力を10万馬力に変えたことぐらい。
ちなみに10万馬力は相手のラグラージがザシアンに交代するか、サンダーに交代するかの択でサンダーに触らずに済む選択肢として1回使用しただけ。
かといって馬鹿力も欲しいと思った場面が特に無かったため、ぶっちゃけ何でもよかったと思う。
サンダーがうざくてあまり選出しなかった。

 

ヒヒダルマ氷@こだわりスカーフ(ごりむちゅう・ようき)

180( )-192(252)-75( )-×( )-76(4)-161(252)

つららおとし/フレアドライブ/じしん/とんぼがえり

ぽけっとふぁんくしょん!
こちらも参考記事と全く同じ配分。技構成も同じ。
よくいるスカーフ持ちガラルヒヒダルマなので、特に説明は不要だろう。
普通に活躍してくれた。
余談だが、このC抜け5Vは妥協個体だと思っている。
理由としては、Dに努力値を振らないと実数値がB=Dになってダウンロード対策ができず、かといってDに4振るとH実数値が偶数になり、4振りに比べてHPも1少なくなってしまう。フレドラで反動を受けたり、ステロのダメージ2倍だったりするガラルヒヒダルマにとっては地味ながら痛手だ。
よって、B個体値を28~29にしてB実数値を74に落としたほうがいいと思う。
ちなみに筆者は厳選がめんどくさかったので妥協した。

 

ローブシンとつげきチョッキ(てつのこぶし・いじっぱり)

207(212)-211(252)-121(44)-×( )-85( )-65( )

ドレインパンチマッハパンチ/かみなりパンチ/れいとうパンチ

ぽけっとふぁんくしょん!
冠の雪原解禁以降にランクマから姿を消したローブシンをまさかの採用。
今までは霊やダイジェット環境が逆風で生きづらかったが、ダイマックス無しの環境だとかなり活躍できる。
チョッキを持たせることでBD両方硬くなり、受け出し性能と対面性能が向上する。
また、A種族値と特性により、パンチ系の技を高火力で撃てる点が強く、ここがウーラオスとの差別化になる。
特に条件無しで高威力の先制技を撃てる点は大きい。水ウーラオスのアクジェだと火力が低く、悪ウーラオスの不意打ちだと読み合いのリスクが付きまとうが、ローブシンのマッパにはそれらが無いからだ。
ドレパンを高火力で撃てる点も優秀であり、これが撃てる状況ならかなりしぶとく生き残る。
テッカグヤのやどみがに対しても回復が追いつくので、守るの使用を強要することができる。そして守る読みでレックウザに交代といったことも可能。
カプ・レヒレやムゲンダイナあたりにもチョッキを活かして強引に殴り合った。
ちなみにカイオーガが火力アップ系持ち物を持っていなければ雨下の潮吹きも耐えるが、流石に型読み間違いが怖いので、戦わせるのはやめといた。

 

ナマコブシ@イバンのみ(とびだすなかみ・のうてんき)

162(252)-×( )-200(252)-×( )-121( )-26(4)

カウンター/ちょうはつ/いたみわけ/こらえる

ぽけっとふぁんくしょん!
これも参考記事から持ってきた。
イバン痛み分けと飛び出す中身で相打ちを狙う型。
参考記事では挑発ではなくミラーコートが搭載されていたが、ミラーコートを撃ちたい場面が無く、むしろ挑発を撃ちたい場面が多かったので変更した。
よくサンダー、ザシアン、黒バドレックスの処理を一任していたが、最終日は身代わりを搭載したザシアンや黒バドレックスと多くマッチングし、逆にまずい状況になることがしばしばあった。
そのため、この枠は別のポケモンにしたほうが安定したんじゃないかと思うが、もうこのルールが終わってしまったので、今更考えないようにする。

【感想】

最終日の前日から急ピッチで構築を組み始めたが、その割には最終順位3桁以内に入れたのでそこまで悪くない構築だったのではないかと思う。
これもおそらく参考記事という先人の知恵があったおかげだろう。
ただ、きつい並びが結構多く、特にゼルネアス軸、イベルタル軸、黒バドレックス軸への勝率はかなり悪かった。
練度が低かったことも理由の一つだろうが、やはり構築に改善の余地があったと思う。
正直二度とこのルールでやりたくないが、万が一このルールが再来してしまった場合は、もうちょい構築に手を加えていきたいと思う。

【最後に】

S23はダイマックス無しの竜王戦ルールでしたが、同じルールのS21とS22では最終順位3桁以内に入ることができなかったので、S23でなんとか達成できて安堵しています。
正直このルールは好きではなく、ダイマックス無しなのに禁止級伝説はありという点がどうしても受け入れられませんでした。
ダイマックス無しで禁止級伝説も無しなら全然OKだったんですけどね笑
しかし、こうして無事にこのルールでも結果を残すことができてよかったです。
嫌いなルールとはいえ、結果出せないのをルールのせいにしたくはなかったので……

さて、S24からは二度目のダイマックスありの竜王戦ルールになりますが、こちらも正直あまりモチベは無いです。
ダイマックス無しで竜王戦よりはマシだと思っていますが()
なので、S24~S26もどれか1シーズンで結果を残せばいいやぐらいの気持ちでやっていこうと思います。

では、今回の構築記事はこれで終わります。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
この記事とは別にジガルデ軸の構築記事も出していますので、そちらもぜひ読んで頂けると嬉しいです。